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2.アレグザンダーの思想

Pattern Language in Urban Redevelpment Project 2

高円寺駅北地区まちづくり資料集VOL.3)
『魅力あるまちづくりをめざして――こうえんじオーガニックタウン』

1988年12月

東京都第一再開発事務所


パタン・ランゲージの提唱者アレグザンダーは、1936年ウィーン生まれで、英国ケンブリッジ大学で数学・建築学を修め、米国ハーバード大学で建築学の学位を得ました。その後、「環境構造センター」を組織し、都市や建築に関するさまざまな実験的研究を行っています。主な著書に『The Timeless Way of Bulding』『オレゴン大学の実験』『パタン・ランゲージ』などがあります。

アレグザンダーの思想を要約すれば、次のようになります。

歴史的街並みとか誰もが認めるようないい環境には共通して、全体と部分とが相互に関連し合うような秩序、すなわち「有機的秩序」がある。私たちの環境にこの有機的秩序をもたらすためには、従来のマスタープランによる方法に代えて、「参加」と「パタン」を柱にすえた新しい計画手法を採用すべきである。すなわち、何を建設すべきかについての決定権は利用者にあり、利用者のプロジェクトへの「参加」が不可欠であること。また、すべての設計と建設は「パタン」と呼ばれる計画原理の集合(パタン・ランゲージ)によって指導すべきであり、このパタン・ランゲージは、地域や地区ごとに民主的方法で定めること。

このように、アレグザンダーの思想はかなり難しそうな感じがしますが、パタン・ランゲージを作ったり、使ったりすること自体は、誰にでもできるようなやさしいことです。実際にパタン・ランゲージを使って設計に参加した人たちは、参加を実感し、創造することの喜びを味わったと満足そうに話しています。

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Last Updated : 2004/11/21